ソウルでなんですが、展示会のお知らせです。
私が金賢姫先生のもとで習っているときからの仲間との同好会の展示会が、4月25日(火)から1週間開催いたします。
第5回 韓国閨房工芸研究会布絲定期展示会 チョゴリとポジャギ展(仮題)제5회 포사정기전: 저고리와 보자기전
とっても腕のいい仲間の集まりなので、皆がいい作品作るからって頼っています。今回のテーマがチマチョゴリ、ポジャギのお題が三角模様の入ったポジャギ。作品制作する時間がないので今詰め込みでやってます。
ずっと刺繍を刺しており、座りすぎて軽くエコノミークラス症候群っぽくなり、座っているだけがどれほど体に負担をかけているかと体感しています。
手芸って楽そうに思うでしょう。でもね体力使いますし、しっかりと健康管理しないと病気になりやすいんですよ。作品作りのために土のような時間の使い方すると良いか2004年からずっと考えては実践できずにおりましたが、予防対策を今年は心がけてやっております。
展示会の詳しい情報は4月にはがきが出来上がってきますので、またお知らせいたします。
さて、展示会準備のためレッスンの日程が変わっています。4月のレッスン日がなく、5月6日(日)、7日(月)です。6月もイベントもあって日程変わります。6月4日(月)と6月10日(日)午前レッスンのみです。
刺繍クラスのお申し込み、染めレッスンもお申し込みいただいておりますが、ただいまこんな状態ですので6月にまた新レッスンのご連絡させていただきます。それまでしばらくお待ちください。申し訳ありません。
話はまた展示会に戻りますが、今回のポジャギのメイキングをちょこっとご紹介です。
パターンのある作品はまず絵を描いて塗り絵します。でも縫いだすと間違えたり色がなくてあれ~~と思うことが多々あります。最近になって途中何回か写真を撮ることで間違いを防止できると気づきました。間違ったらまたもどってやり直し、しんどいですよ。
今まで本当に時間がなくて、展示会のポジャギを作るのも時短で作れるものしか考えられなくて、まあ今回もそうなんですが、途中からこうしたほうがいいとか天の声が落ちてくるんですよ。時間もないし、他の仕事が全くできないし、あきらめようかどうしようかとなりながら刺繍も加えてとなったんですね。
私作品に刺繍をするときはストーリーを作ってそれでイメージして図案を作るんですよ。どうにかこうにか出来上がったことに感謝です。ぎりぎりなものでチョゴリには手を付けられず、しようと思っていたことが間に合いませんでしたが仕方ない。こんなことの繰り返しです。
テーマが「花と蝶」色が五方色で草木染の布で作っています。
季節が春なのでとにかく花のイメージで、五方色の、白、赤、黄色、青、黒でえらんでいるんですが、草木染なんで微妙に白も木なりだったりちょっと草色の入ったものだったりと白でも1色ではなく、赤もピンクもあれば赤もあり、色のトーンも微妙なんで、華やかに見えるのではないかと思います。
この1枚に蝶が何匹?鳥も特別出演してるんですがわかります?
ここにどんなストーリーを感じますか?作り手の制作意図ってわかりますか。言わないとわかんないですよね。いつかまたお話ししますね。
昔ね、うちのメンバーがコンテストに出すときに翻訳したんです。制作意図のところがあるんですよ。それを書いたときにあ~~わかるって思える内容だったんです。しっかりと賞をいただいていましたよ。
ただきれいなものを作ればいいんではなく、何かを表現するんですね。縫い目や難しい縫い方、技術なんかいらないし、がたがたでもいいんです。自分がどんなものを作りたいかそれが決まれば納得できるものが作れるのではないでしょうか。作品は何かを語っています。