2018年 韓国スウィーツ 季節の韓国スウィーツレッスン
1月はヤクシク=ヤッパプとも言います。漢字は薬食ヤクシク、薬飯ヤッパプとなります。
こちらのメニューとっても深~~い由来があります。
韓国の大行事の一つ、暦の1月15日の正月大満月には、昔々、「烏忌日(オギイル)」としてカラスのために祭祀をしていたそうです。お供えとしては、もち米と蜂蜜・栗・棗・松の実で作る、薬飯(ヤクパプ)ともいうし、薬食(ヤクシク)ともいう甘いおこわを作ります。
それで、なぜカラスに???
その由来は、488年新羅代王が天泉亭にいた時、烏とねずみが来て鳴きわめいたそうです。ねずみが人間の言葉を話し、烏の行く先に行くようにといったそうです。王様は部下に烏の後をつけさせたのですが、南の方の村に着いたところで、豚の喧嘩に気をとられてしまい、烏は姿を見失ってしまいました。その時に、蓮池の中から一人の老人が出てきて文を手渡したそうです。部下はその文を王様に献上し、王様がその封筒をみるとこう書き記されていたそうです。「この封を開けると二人が死に、開けなければ一人が死ぬ」と。王様は二人が死ぬよりは一人の方がよいと思い、封を開けまいとした。ですが、側近のものが「その一人は王様かもしれない」と王様を説得して封を開けることになったそうです。すると、その中にはこう書き記されていました。「琴匣を射ろ」と。王様が射ると、なんとその中では内殿に出入りする僧と側室の王女とが姦通をしていたそうです。結果二人は殺され、王様は生き残ったということです。それで正月大満月の日は、カラスを忌む日として、カラスの好きなもち米で作った料理をお供えして祭祀を行うようになり、その風習が現在も受け継がれています。 韓国の言葉に蜂蜜を=薬としていたので蜂蜜を使ったものには薬と言う言葉がついたといわれています。昔も今は蜂蜜は高価な品なのです。韓国では昔は砂糖も高価なもので甘みは水飴、麦芽糖から作った水飴、米から作った水飴を使っていたそうです。
2月は王様のトック!。トゥトップトックです。レッスン料は5500円です。
2018年2月15日(木)、17日(土)午後2時からです。2名様以上で4名様までで開講させていただきます。
お申し込みはこちらからお願いいたします。
会員の方はメールでもLINEでもお申し込みが可能です。
季節の韓国スウィーツ 1年間の予定メニューです。
材料がないときもあり、開催日が急に決まる時もあるレッスンですが、ほぼほぼ、1年間でできるトックです。リスト表がありますが、まだメニューが増える可能性もあります。おひとりからでも作っていただけるメニューの時もあれば、2名様以上での開講の時もあります。
レッスン料が材料費が違って一定料金ではありませんので、その月ごとにご確認ください。
また、2人以上なら、リクエストレッスン可能ですので、日程が合うときにいつでも開講させていただきます。リクエストレッスンでお申し込みくださいね。3つぐらい候補の日程あげていただきますようお願いいたします。ただ、こちらのレッスンは材料がない場合もあるので受け付けられない時もあります。