先日 ソウルまで行き、展示会用の写真撮影をしてきました。
今回のテーマは「綿」素材を使ったポジャギ作りです。
実用性を兼ね備えたテーブルランナーをお題に与えられ、一人最低③点を作ります。
私、9月になってやっと作りはじめて、まだ1点しか出来上がっていないんです。追い詰められております。
今回の私のテーマは「和のポジャギ」
ずっとむかし、2006年ぐらいだったと記憶しています。日本人のかたから韓国の生地は日本のどこで買えるのかと聞かれたときに、わざわざ韓国の生地を買わなくても日本にも素敵な生地があるのでそれをポジャギの技法で作ればよろしいではないですかと申し上げたら「韓国の生地が素敵なんで」とおっしゃってました。
私には日本の生地も質もよく多様性もあり、絞りの染めもたくさんあるし、面白い素材もいっぱいで、日本の生地でポジャギを作りたいとずっと思ってました。やっと念願かなって作れました。
ポジャギの原点でもある廃品利用の精神も入れ込んで、持っていた綿の端切れと汚くなった草木染めのエプロンを利用して使えるものを作ってみました。
こちらが材料です。
サムライブルーです。
さて、さて、
私をはじめ、お仕事掛け持ちなので、作るための時間を作る苦労がついて回ります。皆そうですが、仕事もし、家事もこなし、子育てし、その上展示会となると、撮影をはじめいろんな雑用がついて回ります。雑用もできないようじゃなんにもできないってことなんですが、本当に時間が足りなくて頭の中は展示会までに縫う時間が何日あるか考えて、1日これだけ縫わないと間に合わないってことになって、体を酷使するしかに日々が続くんです。
さて、今回は図録を作る予定ではなかったのが、急遽図録作りとなり、また仕事が増えました。トホホ(;´д`)
それでなんですが、月麓の講師陣のMAKING写真をみていただいて、また図録を改めてみていただいたらカメラマンの腕がわかっていただけると思います。私たちが簡単に撮って作れるもんではないのがわかっていただけると思います。
こういった感じでカメラマンが写真をとってくれ、その後、図録ではどのような写真になっているか、あとのお楽しみです。
第2回 素藝ヌル会展
11月22日から28日まで、ソウル仁寺洞で開催です。
ただいま、案内作成中ですので、近日中に詳細をお知らせいたします。