念願のドジョウが手に入りました。
もうドジョウちゃ~~~んってかわいいったらありゃしない。流しで見事なドジョウ掬いしてました。
10年ぶりぐらいのドジョウだと思います。何年も作っていなかった「チュオタン(ドジョウ汁」を作ります。まず塩をかけてから〆てヌルヌルをきれいに洗います。それから熱湯でゆでます。ドジョウを茹でてからが大変。裏ごしして骨とりなんですが、上手くできない。研究しなくては。なれとコツが必要かと。
ドジョウは泥鰌とかき、小川や田などにすみ、冬は泥に潜ります。ドジョウは抗酸化系のビタミンA(レチノール)、ビタミンC、ビタミンEの含有量は少ないものの、タンパク質、ビタミンB群、各種ミネラルをバランスよく含んでいます。疲労回復や滋養強壮効果がある良質なタンパク質が含まれます。
漢方ではドジョウの効能について、「内蔵を温め、体の余分な水分を排泄し解毒する」とされています。
韓国では秋前によく食べると聞いたことがあるんですが、夏場のスタミナ食でもあるんですよね。
出来上がったチュオタン「ドジョウ汁」です。
全く同じではないのですが、韓国の南原スタイルのチュオタンの作り方です。
大阪の野菜、今日はしろなをつかってみました。しろなはこれからどんどん使っていきます。しろなキムチにしても美味しい野菜。
韓国では얼가리オルガリといっていまの時期から夏の旬のやさい(のはず?)とよく似ているのです。
癖のない菜っぱで美味しいですね。くたくたに煮て食べます。
こっちは、奈良産の野菜、まなを使っても作ってみました。味噌味だけのどじょう汁です。キョンサンド(慶尚道)スタイルです。
和歌山の野菜ならうまいなを使うんですね。
汁物でくたくたに野菜を煮てたべるメニューは結構多いので(例えばユッケジャンとかカムジャタンとか)大阪の野菜なら「しろな」 和歌山なら「うまいな」奈良なら「まな」でつくったら身土不二になるのかな?何てことを考えて作ってました。
「チュオタン」の特別レッスンをマンツーマンでするんですが、まだ骨とり作業がうまくできなくて、イメージトレーニングしております。
ドジョウを一度でもお料理してみたいという方は、お問合せ下さい。大変高価な食材ですし、簡単に売っているものでもありませんので、日程調整難しいです。
ヌルヌル系の魚は処理が大変なものが多いので、食材としては大変面白いですよ。